お茶のこと 抹茶

HOW MATCHA IS PROCESSED

抹茶のできるまで


抹茶になるまでの工程。どんな道のりをたどってくるのでしょう。

一
茶畑(覆い下園)

新芽が出るとまもなく、コモやヨシズで畑全体を覆い、その上に藁をまきます。直射日光を遮ることによって、光合成の働きを抑え、茶葉にうまみや甘みを蓄えるのです。

二
茶摘み

立春から八十八夜(5月2日前後)が過ぎた頃、その年初めての茶摘みとお茶作りの忙しさがやってきます。4月上旬の萌芽から約30日。茶葉の中に香りの成分やうまみが蓄えられた頃を見計らって摘みます。


三
蒸す

生葉の鮮度が落ちないうちにすぐ(半日~20時間以内)に蒸します。若葉の持つ新鮮な色や香りが損なわれないよう約15~20秒蒸すことで茶葉の酸化酵素の働きを止めます。紅茶やウーロン茶にはない緑茶独自の工程です。


四
冷却・乾燥

玉露や煎茶などと違って、摘んだ葉を蒸し、その後、茶葉によりをかけうまみをとじこめる「揉み」の作業が、抹茶にはありません。最終的に微粉末状に仕上げる抹茶特有の工程がこれ。重なった茶葉や折れた茶葉を散らせて均一に乾燥させます。


四
碾茶を石臼で挽く

茶葉によりをかけずに開いたまま、乾燥させた茶葉を碾茶といいます。これが抹茶の原料。碾茶を石臼で挽いて微粉末状に仕上げます。
現在、石臼はモーターで回転させています。昔は飲む人(点てる人)が入用分だけ自分で挽いていました。


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