茶の葉言の葉図鑑

CHANOHA KOTONOHA ZUKAN

いり番茶

いり番茶あれこれ

落ち葉? 枝入り? え、これお茶なの!の理由

玉露園・碾茶園(抹茶の原料がつくられる畑)で、その年最初の茶摘みの後、畑に残った大きく成長した葉、これらを枝ごと、ひざ下あたりまで刈り落とします。刈られた葉や茎、枝を時間をかけて蒸し、揉まずに葉が開いた状態で乾燥させ保存します。さらに出荷直前に熱した鉄板の上で3分ほど強火で炒って仕上がりとなります。開いたままのバサバサの葉、焦げたところや茎、枝が含まれているのはそのためです。


●いり番茶の特徴

いり番茶は『京番茶』とも呼ばれ、京都では普段使いのお茶として最も親しまれているお茶です。ほうじ茶とは趣の異なる独特の香ばしさやさっぱりとした味わいが特徴です。でも、いり番茶になじみのない方には、「焚き火くさい」「タバコくさい」と感じられることも。含まれるカフェインやタンニンの量も少なく、昔から京都では特に赤ちゃんや病気の方に良いお茶と伝えられています。


●いり番茶の淹れ方

●ヤカンを使ってたっぷりと

大きめのヤカン(約3ℓ)に七分目のお湯を沸騰させ、火を止める。
いり番茶をふたつかみ(約30g)いれる。 (茶葉量はヤカンの大きさや好みにより加減してください)
そのまま待つこと約10〜15分。他の容器に移し替えてできあがり。

POINT
●煮出すと香りや味が落ちてしまいます。火を止めてから葉を入れることをお勧めします。
●ヤカンにいり番茶の香りが移るため、専用のヤカンをお使いになるのがよいでしょう。


●急須を使って少しだけ

大きめの急須にいり番茶の葉を軽くひとつかみ(約10g)いれる。
沸騰したお湯を急須にたっぷり(約400cc)注ぐ。
揺すらずそのまま待つこと約10〜12分。最後の一滴まで淹れてできあがり。

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